来春からの脱ゆとり教育を前に、ランドセルに市販のA4クリアファイル(横幅22センチ)がスムーズに入るかどうか、横幅わずか“1センチの差”を巡る攻防が激しさを増している。来春から教科書の厚みが増し、さらに学校が副教材として独自に配るA4サイズのプリント(横幅21センチ)が増える見込みなのだ。
スーパーのイオンは、A4クリアファイルがランドセルにスムーズに入るように、内寸幅22・3センチの「かるすぽ」を発売。ランドセル専業メーカーの協和(東京都千代田区)も、内寸幅を23センチ台に広げた「ふわりぃコンパクトワイド」を本格展開する。
逆に、たった1枚のA4クリアファイルを入れるためだけに必要以上に大きくすべきではないとするメーカーもある。「天使のはね」で知られるセイバン(兵庫県たつの市)は、内寸幅21・5センチを維持している。A4プリントへの対応は、幅21・3センチの専用ファイルを作って購入者に配布している。
なんといってもランドセルは何年も使用することが前提の小学生必須アイテムだ。以前は男の子用の黒・女の子用の赤というラインナップが定番だったが、近年ではカラフルな製品がデフォになっている。さまざまな付加機能も装備され、豪華装備が当たり前になっている。子供たちが毎日使うものだから、どの製品を選ぶかお父さんお母さんは頭を悩ますところだろう。あまりに本格的な物は重くなる傾向があり、子供たちの側からすれば「イマイチ」なのかもしれない。逆に大人からすれば必要のないような各種付属ツールも、子供たちの間ではステータスとなっていることもあるようだ。
TVでもランドセルのCMを目にすることも多くなってきたが、やはり最強と言えるのは、佐藤弘道お兄さんの「セイバン天使のはね」のCMだろう。子供たちよりも親の世代に知名度がある佐藤弘道お兄さんを起用したのは、さすがとしか言いようがない。
ランドセルは安くない買い物だ。高級な物は何万円もするし、購入を先延ばしにするわけにもいかない。このご時世、子供の入学準備にお金がかかりすぎるとお嘆きの方も少なくないはずだ。かわいい子供にはいい品物を、しかし資金が・・
そこで、ランドセルを格安購入できるチャンスの耳より情報が!
最初は偽ブランドか?と疑ったが、商品は確かなもののようだ。それにしてもこの格安さはどうしたことか。
■家電・ブランド品・パソコン・ゲーム・なんでも格安
寒さ厳しい今日この頃だが、桜の季節が待ち遠しいことしきりなのだ。